ペンギン・ハイウェイ経由で小学生の自分を愛でてみる
グレイヘア・タロティスト
セイペンタ藤子です。
映画「ペンギン・ハイウェイ」を観てきました。
原作の森見登美彦さんの「有頂天家族」が好きで
森見さんの原作ということで興味を持ちました。
主人公の少年が様々な謎を解明するために
詳細に観察し
仮説を立て
検証を重ね
そしてなにより
それを楽しんでいる姿が良いですね。
同じく謎を解明せずにはいられない私としましては
少年と同じようにわくわくしながら
謎解きに参加していました。
さて、もう一人、少年の友達は
謎(未知のもの)に対して
不安や恐れをあらわにしています。
未知なるものに直面したなら
思い切って不安や恐れに飛び込んで
まず対象を良く観察し
こちらからアクションを起こし
うまくいかなくても
繰り返し続けて、対象を知ること
人間関係にも活かせる
生きていく上での大切なこと
最後は何だかよくわからない涙が一粒、流れました。
少年の「成長し続けようとする生命力」のようなものが
眩しかったのかな。
◆◆◆
作中で、少年二人と少女一人の
三人でチームを組む場面があるのですが
自分が小学生の頃をふと思い出していました。
私は小学生の頃
漫画ばかり描いている子で
同じく漫画を描くことが大好きな
クラスメートの男子二人と三人で集まって
一緒に漫画を描いたりしていた時期がありました。
当時、少年漫画もよく読んでいたので
男子とも話が合ったんですね。
ある日、いつも集まっていた男子の家に
泊りがけで漫画オールナイトを過ごす
という話題がもちあがり
そこで
「あ、でもお前、女だからダメだな!」
と言われたんです。
え?なんで?
わたしもオールナイトで漫画描きたいよ
とは言えなかったんですよね~^^;
男とか女とかってメンドクサイ
と、この時、思いました。
のけ者にされたみたいに感じて
さみしかったけど
「さみしい~」とか
「私もいれてよ~」とか
言い出せなかったんですよ。
で、なんともないフリしたりして
なんだか。。。
か・かわいいぞ!
小学生の私!
そうだよね~
さみしかったよね~
でも楽しかったよね~
仲間と共同作業でものづくりする楽しさは
この時に知ったんだな、と思います。
良かったね!
わたし。
てな感じで、みなさまも手放しで自分を愛でてみませんか?
タロットさんにも、その旨、お話してみたら
なんと、愛でずにいられない性分の鳥が出現^^
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